《 PMail 1.05 から 1.06 への更新 》 ■ 同梱ファイル pmail.cgi : メール送信スクリプト pmcfg.cgi : 環境設定ファイル(サンプル) ipfile.dat : IPアクセス制限用データ(サンプル) ngfile.dat : IPアクセス制限ログ(空ファイル) mailform.html: メールフォーム画面(サンプル) thanx.html : 送信後に表示する画面(サンプル) index.html : PMailフォルダ用ダミーファイル兼スパムを飛ばす ページ(初期値) cfgdoc.txt : 環境設定マニュアル 105to106.txt : 解説(このファイル) ※thanx.htmlとindex.htmlは、拡張子をhtmlへ変えたため同梱していますが、 内容は同じです。既に設置されているものを使用されても構いません。 (詳細は、下記の■更新手順[4][5]をご覧下さい。) ■ 更新内容 ◇スパム対策に以下の5種類を加えました。(選択可) ・IPによるアクセス制限 ・日本語(ひらがな/カタカナ)の入らないメッセージの禁止 ・半角メールアドレスの入力禁止 ・URLの直接入力禁止(httpをphtpへ書きかえ) ・送信キーによる送信 ◇送信者情報を(選択でなく)必ず送るようにしました。 ◇参照元によるアクセス制限の際、エラーメッセージを表示して いましたが、画面を飛ばすように変更しました。(IP制限と兼用設定) ◇送信者がコピーをメールで受け取れるようにしました。 ◇稼動時に管理者のメールアドレス設定をチェックするようにしました。 ◇htmlファイルの拡張子をhtmlへ変更しました。 ◇メールフォームのCGIパスは、問題がある場合にのみ絶対パスへ書き かえるようにしました。(絶対パスのソース見えをなるべく防ぎます。) ■ 更新手順 [1] pmail.cgiの編集 1行目に perl5 のパスを設定して下さい。 [2] pmcfg.cgiの編集 (1) 3行目の管理者メールアドレス($fromto)を設定して下さい。 (2) 5行目のsendmailのパス($sendmail)を設定して下さい。 (3) その他は、cfgdoc.txtを参考に、適当に設定して下さい。 新しい部分は次のとおりです。 12行目:IPでアクセス制限 する(1) しない(0) $spm{'ip'} [1] ※IPデータの設定方法については、下記[6]をご覧下さい。 14行目:参照元やIPでアクセス制限した場合に飛ばすページ $spmpage [index.html] ※外部へ飛ばす場合は、http://から書いて下さい。 16行目:送信キー(半角英数字10字程度以内) $spmpost [sakura] ※機械的なロボットスパムに効果的です。 ※この機能を使用しない場合は、空欄 '' にして下さい。 18行目:メッセージ欄へのURLの直接入力を禁止 する(1) しない(0) $spm{'ur'} [1] ※httpをphtpへ変更しての入力になります。 19行目:メッセージ欄への半角メールアドレスの入力を禁止 する(1) しない(0) $spm{'em'} [1] 20行目:日本語(ひらがなやカタカナ)を含まないメッセージ送信を禁止 する(1) しない(0) $spm{'jp'} [1] 24行目:送信者へ送るコピーのメールタイトル $mtl [送信メールのコピー] 38、39行目:コピーを送信するかどうかの選択表示(送信内容の確認画面) $label{'cc'} [このアドレスへコピーを送る] $label{'nc'} [このアドレスへコピーを送らない] 42行目:送信キーの名称(送信キーが違う場合などのエラーメッセージ用) $label{'ppw'} [送信キー] [3] mailform.html(メールフォーム画面)の編集(※省略可) 必要に応じて以下を編集して下さい。 (1) 18行目: pmailのパス ------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------------ 次のような場合は、「pmail.cgi」の部分を絶対パス(http://〜/pmai.cgi) に変更して下さい。 ・サーバーの仕様により、CGIは絶対パスで設定するようになっている ・サーバーの仕様により、CGIの設置が別フォルダになっている ・原因不明でうまく稼動しない場合など (2) 20行目: メールタイトル ------------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------------ 「ホームページからのメール」部分がメールタイトルになりますので、 必要に応じて書きかえて下さい。 (3) 25行目: コピー送信の選択 ------------------------------------------------------------------
( このアドレスへ・・・ ------------------------------------------------------------------ ◇あらかじめチェックが入っていますが、入っていない状態にしたい場合は、 checked を削除して下さい。 ◇この機能そのものを使用しない場合は、この行を削除して下さい。 ◇選択でなく強制的に送る場合は、この行を下のように書きかえて下さい。 ※画面には表示されませんが、ソースでは表示されます。 ※コピー送信の際の送信者アドレスには管理者アドレスが使用されます。 (4) 29〜30行目: 送信キー ------------------------------------------------------------------ 送信キー・・・ さくら を半角小文字のローマ字(6字)で・・・ ------------------------------------------------------------------ 送信キー機能を使用しない場合は、この2行を削除して下さい。 (※pmcfg.cgi の $spmpost は、空欄 '' にして下さい。) (5) 33、34行目: 送信ボタン ------------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------------ 送信ボタンを片方だけ設置する場合は、上のどちらかを削除して下さい。 ※ボタン名(valueの値)は、変更できます。 (6) 40〜45行目: 注意事項など 選択したスパム対策に合わせて適当に変更して下さい。 (7) 53行目: もどるページ ------------------------------------------------------------------ [ HOME ] ------------------------------------------------------------------ トップページなどへのリンクです。 「../index.html」と「HOME」を適当に書きかえて下さい。 (8) その他、デザインや入力欄サイズなどは、お好みで編集して下さい。 ※INPUTタグとTEXTAREAタグのtypeとname属性は変更しないで下さい。 ※項目名(「お名前/ハンドル」など)を変更した場合は、pmcfg.cgiの 最後の方にある、確認画面での項目名も変更して下さい。 ☆メールフォームを複数設置する場合 mailform.htmlをコピーし、それぞれ、メールタイトル部分(上記2)を変更し、 適当なファイル名で保存して下さい。(例: mail1.htm、mail2.htm、... ) [4] thanx.html(送信後に表示する画面)の編集(※省略可) 必要に応じて以下を編集して下さい。 ※既に設置されている thanx.htm を使用されても構いません。 その場合は、pmcfg.cgi の7行目 $thanx を thanx.htm に設定されるか、 または、設置されている thanx.htm を thanx.html へリネームして下さい。 (1) 17行目: もどるページ ------------------------------------------------------------------ [ HOME ] ------------------------------------------------------------------ トップページなどへのリンクです。 「../index.html」と「HOME」を適当に書きかえて下さい。 (2) その他は、お好みで自由に編集して下さい。 [5] index.htmlの編集(※省略可) 必要に応じて適当に編集して下さい。 ※既に設置されている index.htm を使用されても構いません。 その場合は、pmcfg.cgi の14行目 $spmpage を index.htm に設定されるか、 または、設置されている index.htm を index.html へリネームして下さい。 ※このファイルは、今回から、アクセス制限で飛ばすページの初期値に なっています。 [6] IPデータの設定(※IPでアクセス制限する場合のみ) ipfile.dat に、制限するIPを1行ずつ書いて下さい。 ※最後は改行して下さい。 ※サンプルとしてスパムIPがいくつか入っていますが、 不要な場合は、削除して下さい。 ※4番目だけが異なるIPを一括制限する場合 例: 111.222.33. と書くと、 111.222.33.441 111.222.33.442 : 111.222.33.xxx をすべて制限します。 ※制限されたIPは、ngfile.datにログ(日付時刻とIPの記録)が取られます。 [7] 次のファイルを上書き転送し、パーミッションを設定して下さい。 pmail.cgi(755/705)、pmcfg.cgi(644/604)、 ipfile.dat(644/604)、ngfile.dat(666/606)、 mailform.html、thanx.html、index.html ※thanx.html と index.htmlは、既に設置されているものを使用される 場合は、転送不要です。(関連:上記[4][5]) ※mailform.htmlは、リネーム可能です。 ※メールフォームを複数設置する場合は、ここへいっしょに転送して下さい。 ※サーバーの仕様によりcgiのパーミッションが755/705に決まっている 場合は、pmcfg.cgiも755/705で構いません。 ※IPでアクセス制限しない場合は、ipfile.dat と ngfile.dat は 転送されなくても結構です。 その場合は、pmcfg.cgi の12行目 $spm{'ip'} を 0 に設定して下さい。 ※サーバーの仕様によりCGIが別フォルダになっている場合は、 HTML等を入れるフォルダに適当なフォルダを作成して、 mailform.html、thanx.html、index.htmlを移動して下さい。 (pmcfg.cgiとmailform.htmlの該当するパスを合わせて下さい。)